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2025年10月17日(金)

知っておきたい温活のメリットとは? ダイエットや美容効果を解説



「毎朝起きるのがつらい」「手足がいつも冷たい」「疲れがなかなか取れない」
そんな不調に心当たりはありませんか?
もしかすると、その原因は体の冷えにあるかもしれません。

近年注目されている『温活』は、冷えに苦しむ現代女性の悩みを解決へと導く方法です。この記事では、そんな温活の基本からメリット、注意点、手軽に使えるアイテムまで一挙ご紹介します。
単に体をあたためるだけではない、温活の奥深い魅力を一緒に探ってみましょう。

温活とは?



温活とは、体を温めて基礎体温を上げ、体調不良などを改善することです。寒い季節に限らず、一年を通して、健康を維持するためのさまざまな活動や習慣を指しています。
体温を適切に維持することで、冷えや、冷えから派生する風邪などの健康問題を予防する。それが温活の基本的な考え方です。

実は下がり続けている?現代人の体温事情

厚生労働省の資料によると、正常な体温は、成人の脇の下で測ると36~37℃程度※とされています。ところが、現代の日本人の基礎体温は、それよりも低い傾向があることをご存知でしょうか?
さまざまな調査によると、現代人は昔の人に比べて基礎体温が下がっているといわれています。この体温低下こそが、多くの不調の根本原因になっている可能性があるのです。

※参考:「平成24年度喀痰吸引等指導者講習事業 第三号研修(特定の者対象)喀痰吸引等研修テキスト」/厚生労働省

なぜ今、温活が必要なの?

「オフィスにこもって長時間デスクワーク」「夜はシャワーで簡単に済ませる」「運動習慣はほぼない」「食事は簡単に済ませることが多い」など、現代にありがちなライフスタイル。多くの働く女性が選ばざるを得ないスタイルで、なおかつ冷えを招く原因にもなっています。実際に、約6割の働く女性が冷えに悩んでいる※というデータもあります。
温活を実践することは、女性に限らず、すべての人の冷えを防ぎ、健康と幸福を維持するための不可欠な方法といえるでしょう。

※参考:「冷え対策!体をあたためる食材、冷やす食材」/働く女性の心とからだの応援サイト(一般財団法人 女性労働協会内(厚生労働省委託事業))

温活の魅力&メリット7選



体を温めることで得られる恩恵は、想像以上に幅広いもの。ここでは、温活がもたらす7つの魅力的なメリットをご紹介します。きっと今すぐ温活を始めたくなるはずです。

1.冷え性の改善

温活の最も直接的な効果といえば、やはり冷え性の改善でしょう。体を温めることで血行が促進され、手足の末端まであたたかい血液が届きやすくなります。
特に女性に多い末端冷え性は、血液の循環が滞ることで起こります。温活によって血管が広がり、血流がスムーズになれば、つらい冷えから解放される日も近いかもしれません。

2.代謝アップやダイエット効果

温活で体温が1度上がると、基礎代謝は約12〜13%アップするといわれているのをご存じでしょうか?
これは、同じ生活をしていても、より多くのカロリーを消費できることを意味します。

温活で体の芯から温まれば、脂肪燃焼効率もぐんと向上。無理な食事制限をしなくても、自然と痩せやすい体質へと変わっていくでしょう。

※参考:「低体温による基礎代謝低下の改善から得られるダイエット効果」/横山医院

3.免疫力向上

温活で体温を適正に保てば、免疫細胞の働きも活発になります。体温と免疫力には密接な関係があり、反対に、体温が1度下がると、免疫力は約30%も低下してしまうのです。
したがって、温活をすれば風邪をひきにくくなったり、疲れにくくなったりと、日々の体調にも大きな変化を感じられるはずです。

※参考:『体温が1度下がると免疫力は30%低下!? 主な免疫細胞とその働き』/医療法人 西山記念会 MIRAI病院

4.ストレス解消やリラックス効果

温かさは、体だけでなく、心にも優しく働きかけてくれます。体が温まると、リラックスを司る副交感神経が優位になり、心地よい安らぎを感じられるでしょう。
お風呂に入ったときの「ほっ」とした感覚を思い出してください。あの心地よさこそが、温活がもたらすリラックス効果なのです。

5.美肌効果

温活は美容面でも嬉しい変化をもたらします。血行が良くなることで、肌の隅々まで酸素や栄養が行き渡りやすくなり、くすみが改善されて血色も良くなるはずです。
また、新陳代謝が活発になることで、肌のターンオーバーも正常化。透明感のある健康的な美肌に近づけるでしょう。

6.睡眠の質の向上

「眠りが浅い」「朝すっきり起きられない」そんな睡眠の悩みも、温活で改善される可能性があります。体が適度に温まることで、自然な眠気が訪れやすくなるためです。
入眠時に手足が温かくなるのは、体の中心部の熱が放散され、深い眠りに入る準備をしているサイン。温活で血行が良くなれば、この睡眠リズムもスムーズになります。

7.疲労回復

慢性的な疲れに悩んでいる方にも、温活は心強い味方です。血流が改善されることで、疲労物質が効率よく排出され、新鮮な酸素や栄養が全身に送り届けられます。
さらに、筋肉の緊張もほぐれるため、肩こりや腰痛といった身体的な疲れも軽減。心身ともにリフレッシュした毎日を送れるようになるでしょう。

温活の注意点とリスク



温活には多くのメリットがありますが、間違った方法では逆効果になることも。安全かつ効果的に進めるために、温活の注意点をチェックしておきましょう。

やりすぎ注意!温活が逆効果になるケース

温活で何より大切なのは、適度な加減を心がけることです。体を温めて基礎体温を上げることが目的とはいえ、「もっと効果を」と無理を重ねては本末転倒になってしまいます。

たとえば、熱めのお風呂に長く浸かりすぎてしまうと、お肌がカサカサになったり、血圧が急激に変動したりすることも。心臓にも思わぬ負担をかけてしまう恐れがあります。

一人ひとりの体調やコンディションに合わせたアプローチを選ぶことも忘れてはいけません。特に妊娠中の方やご高齢の方、何らかの持病をお持ちの方は、温活を始める前にかかりつけの医師に相談されることをおすすめします。
頑張りすぎは禁物で、心地よく続けられるペースこそが、結果的に一番効果的な温活につながるのです。

正しく使わないと逆効果?防寒グッズの落とし穴

以下のように、温活に役立つ防寒グッズはたくさんあります。

  • コートやマフラー
  • 手袋
  • 帽子
  • 靴下
  • 厚手のブランケット
  • カイロ
  • 湯たんぽ など
しかし、使い方を間違えると、かえって冷えを悪化させてしまうことも少なくありません。
特に注意したいのが締め付けの強いアイテムです。きつすぎる靴下や下着は血流を妨げ、かえって冷えを加速させてしまいます。腹巻きを使う場合は、仙骨が隠れるような長めのものを選ばないと、冷えに十分な効果が期待できません。

また、靴下は締め付けが少ないことに加え、厚手のものよりも薄手の重ね履きが効果的です。カイロや湯たんぽは便利なアイテムですが、長時間の使用は低温やけどのリスクが生じます。適切な時間で使用することを心がけましょう。

無理なく続けて効果実感!正しい温活の始め方



温活は難しいことではありません。日常のちょっとした習慣を見直すだけで、少しずつ体が変わっていきます。無理なく続けられる温活のコツをチェックしてみましょう。

日常の習慣を見直す

まずは運動不足の解消から始めてみませんか?
体温の約4割は筋肉で作られているため、筋肉量を増やす運動が特におすすめ。
ウォーキングやヨガ、スクワットなど、日常に取り入れやすいものから始めてみてください。

飲み物の選び方も重要なポイントです。冷たい飲み物を控え、あたたかい飲み物を選ぶ習慣をつけましょう。特に朝の白湯は、内臓を優しくあたためてくれる優秀な1杯となります。

エアコンの設定温度や風向きの調整、衣服の選び方の見直しも効果的。3つの首(手首、足首、首)を冷やさないファッションを意識するだけでも、体感温度が大きく変わります。

栄養バランスの整った食事から、冷えに負けない体を作ることも大切です。甘い物の摂り過ぎは血糖値の急上昇と急降下を招き、体を冷やす原因になるため控えましょう。

また、湯船にしっかりと浸かったり、マッサージを取り入れて血行を良くしたりするのも、日常に取り入れやすい温活ですよ。

継続して行うためのポイント

温活をスタートする前に、ぜひ心に留めておいてほしいことがあります。それは、温活の効果はすぐには現れないということ。「今日やったら明日すぐ変わる」というものではなく、毎日のちょっとした積み重ねが、やがて大きな変化を生み出してくれます。

さらに、体をあたためることばかりに気を取られがちですが、実は水分をしっかり摂ることも温活の大切なポイント。体内の水分バランスが整ってこそ、温活の恩恵を存分に受け取ることができるようになります。

効果が出るのを急がず、完璧を求めすぎず、「今日はこれができた」という小さな達成感を大切にしながら続けてみましょう。

気軽に取り入れられる温活アイテム



最後に、温活をもっと手軽に楽しみたい方におすすめのアイテムをご紹介します。日常に取り入れやすいものばかりなので、ぜひ試してみてください。

レッグウォーマー

3つの首のうち、足首のあたために活躍するのがレッグウォーマーです。足首は「第二の心臓」と呼ばれるふくらはぎに近く、血液循環にとって重要な部位。レッグウォーマーで足首を温めることで、下半身全体の血流が改善され、冷えの解消につながります。

オフィスでも使えるシンプルなデザインのものや、夏場でも使える通気性や速乾性の高い素材のもの、就寝時に使える締め付けの少ないタイプなど、用途に合わせて選べるのも魅力。一年中活用できる頼もしいアイテムです。

温活ドリンク(生姜紅茶や黒豆茶)

内側からの温活には、体をあたためる効果が期待できるドリンクがおすすめです。特に生姜紅茶には、血行を促進し、体をあたためる生姜の辛味成分・ジンゲロールが含まれています。紅茶の発酵による温性も加わり、ダブルのあたたかさを得られるでしょう。

黒豆茶は、カフェインを含まないため就寝前の温活にもぴったりのドリンクです。また、黒豆に含まれるアントシアニンには抗酸化作用があります。体が冷えやすい寒い夜などに飲むと、血流が改善され、体がやさしいあたたかさで包まれるでしょう。

三井式温熱治療器III

手軽に、でも本格的な温活アイテムをお探しの方は、三井温熱株式会社の『三井式温熱治療器II』に注目してみてください。初代モデルより医療機器認可(温灸器)として製造されている商品で、自宅でのあたためセルフケアが可能です。

遠赤外線が放射されるヘッド部分は大きく、当てた箇所へ熱が効率よく伝わります。約42℃~86℃の間で5段階の温度設定ができ、体の状態に合わせて調整できるのもポイント。

また、グリップ部分は軽量で緩やかなカーブ形状なので、背中や腰など手が届きにくい部位にも楽に当てられます。購入もしくはレンタルでお試しできるため、ぜひ優しいあたたかさを体感してみてください。

三井温熱療法の機器はこちらから

【三井温熱治療器IIIの効能効果の範囲】
(1)疲労回復 (2)血行をよくする (3)筋肉の疲れをとる (4)筋肉のこりをほぐす (5)神経痛、筋肉痛の痛みの緩解 (6)胃腸の働きを活発にする

温活で手に入れる、心も体も健やかな毎日



温活は、現代人が抱えるさまざまな不調を根本から改善する可能性を秘めた、身近で実践しやすい健康法です。冷え性の改善から代謝アップ、免疫力向上、美容効果まで、そのメリットは多岐にわたります。

大切なのは、無理をせず継続すること。日常のちょっとした習慣を見直すだけで、体は徐々に変わっていきます。防寒グッズの正しい使い方を守り、温活アイテムを上手に活用しながら、自分に合った温活スタイルを見つけてみてください。今日から始められる小さな一歩が、きっとあなたの人生をあたたかで健やかなものにしてくれるはずです。

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