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2019年12月26日(木)

プラスの医療に貢献する温熱の力 平成帝京大学健康科学研究科 高橋 秀則

定例公開セミナー 2019/12/20

 去る12月20日、浅草ビューホテルにて髙橋秀則先生を講師に招き、「三井温熱療法で難病に挑戦!~その実態を検証する~」の演題でご講演いただいた。
まず、講演に先駆けて1部で発表された4名の療法師による臨床報告、ひとつひとつに丁寧にコメントされ、「自律神経」が温熱の効果におけるキーワードであることを強調され、
さらに、施療活動をしていくうえで様々な事故が想定される妊婦に施療をする際は、最大限の注意が必要であることも強調された。
 三井温熱療法の特長として、「セルフケアが行えること」を第一にあげ、そこでヘッドカバー、マットが血行改善や免疫力向上に有効にはたらくこと、さらにプロの温熱療法師によるポイントへの注熱などで自律神経の調整が可能であることを述べられた。
 温熱の効果の実態検証例として、三井温熱スタッフによる施療報告10例を取り上げ、細かい解説を加えられた。
遠隔転移のなくなった甲状腺ガン、飲食不可だった胃ガンの方の通過障害の改善など、西洋医学的には改善の望めないものが改善したのは温熱の貢献が大と推定できると話され、さらにガンだけでなくアトピー、心房細動の症例が続き、特にどの症例においても温熱療法は痛みのコントロールに非常に有効であることを強調された。被験者自身も痛みの改善を感じられることで継続的な施療につながると述べられた。
 免疫力を低下させている要因(電磁波、ジオパシックストレス、重金属やさまざまな病原体など)を自覚し、それらを取り除く「マイナスの医療」と、免疫力をアップするための「プラスの医療」の2つを意識していくことが健康になるためのステップであると締めくくられた。

 

 

 

 

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