治すための熱刺激

治すための熱刺激

昔から、じつに様々な症状をお持ちの方が来られる。
そのほとんどが、投薬などでは改善がみられない方々。
薬でうまく改善できればここに来る必要もない。

長年、熱刺激による温熱療法に従事してきたが、病名にとらわれずまずは患者様の自覚症状の改善に専念することを心掛けている。 

肩こりや腰痛、足が痛いだの腕が上がらないなどいろんな自覚症状を持っているものだ。

痛みやだるさなどあらゆる不調は、脳内の大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)を介して精神的ストレスとなり自律神経系にコントロールされている内臓機能の低下につながる。

そこから消化不良、もたれ、重度の便秘そしてなんと肩こりや腰痛の悪化にまで発展する。

どんな病名がついていても、まずはこれらの自覚症状の改善を行い、あらゆるストレスを軽減することから始めることで、病気の改善にもつながると考えている。

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慢性腰痛

慢性腰痛

治療で最も需要が高いのが腰痛だ。
その次は肩コリ首(頚)コリからくる痛みや重だるさ。

整形外科や接骨院など健康保険が使える機関で診てもらえる領域である。

しかし診てもらえても楽にならない。

手術以外では湿布やロキソニンなどの消炎鎮痛剤。 頼みの接骨院は、悲しいくらいの社会的事情から、気休めのマッサージをやらざる負えない状況。

いろんなところを試し、保険診療に限界を感じ、この小さな場所に望みを賭けてくるのだった。

原因が特定できない慢性腰痛も、首コリも肩コリも、その原因は実に複雑でそう簡単にはいかないが……..

全力で診ていくのみである ^_^

それ以外、何もできないのだから。

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みんなの内臓・・・「へとへと」です

みんなの内臓・・・「へとへと」です

ある時はここでゲリラ豪雨、そしてあそこでは雷発生。
さらっと降ってくれると雨もいいが・・・・・・そう思いどおりにはいきません。

さて温熱の話です。

筋肉のコリや関節の痛みなどの解消は、温熱療法以外にも優れた療法があります。

しかし、こと内臓の不調や内臓の機能低下を原因とする夏の疲れには、やっぱり「熱刺激療法」が力を発揮してくれます。

この異常な暑さは、心にも身体にも大きなストレスとなり、自律神経の正しい働きを損ないます。

すると内臓は動きが悪くなり、胃腸など消化管の血流が低下して夏なのに胃腸は冷えるということになります。

冷えた胃腸に冷えた飲食….これではますます胃腸は働けません。

働けない胃腸や腎臓、肝臓。

それでも食べ物を消化吸収し、24時間休まず汚れた血液を濾過し、アルコールや添加物などの化学物質を解毒する。

内臓が疲れると人間もまた、同じように疲れを感じることになります。

「温熱の熱刺激」は、そんな内臓さんたちの救世主となるでしょう。

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食事療法の落とし穴……

食事療法の落とし穴……

「ふんっ、気ままな天気だ…….降るんなら降りやがれっ…..でもあんま降っちゃ困る….」
不安定な天気が続いております。

さて仕事がら、いろんな患者様にお会いするのですが、これまた皆様いろんな事情を抱えております。
食事療法にも種類があるようで、軽いものから、心に響くほどズッシリと重いものまで。

甘いもの一切ダメ !
ワインもビールも焼酎もダメっ !
肉もチーズもマグロもダメっ !
おおーっと、果物もダメっ !
えぇぇぇーー ! メシもダメッ!

ここまでくると、人によっては拷問の域に達するのではないだろうか。

「そうですか、膵臓に問題があるかもと言われたんですね。なるほど肝臓の数値がちょびっと悪いと…….」

意志が強い人はいいだろう。
健康のためなら全然平気と思える人ならいいだろう。
しかし私がそのような人に遭うのは稀(まれ)である。

我慢が限度を超え、ストレスによって交感神経のほうに傾き、あろうことか内臓が動きをボイコットしている例があまりにも多いのだった。 胃や膵臓や腸、肝臓などはストレスに影響され、背中の筋肉をカチカチにするので温熱療法ですぐに引っかかる

確かに食べないほうがいいもの、取り過ぎないほうがいいもの、これだけはやめたほうがいいもの、いろいろあるだろう。
そうしなきゃいけない例もたくさんある。

しかし本人が過度のストレスを感じれば、善い行為や療法がマイナスになってしまうこともある。

本人だけにしかわからないストレスというものを無視した療法が上手くいった例はとても少ない。

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腰痛の意外な原因とは…..

腰痛の意外な原因とは…..

朝布団から起きあがろうとすると腰が固まっている。

最近は特に朝方のこわばりが辛いんだ。

3年くらい前に(腰椎椎間板ヘルニア)と診断されて以来(慢性腰痛)になってしまった。

前日にデスクワークなど長時間、といっても2時間程続けただけでこんなありさま。

朝から腰が重だるいとテンションが下がってその日の気分を上げるのも大変なのである。

そんな時は、寝たまま自分で温熱する。

これを温熱セルフケアといいます。

そして朝の忙しい時間を有効に使い腰を楽にするにはポイントを絞り込むこと。

たいてい痛いところに温熱器を当てても効果は薄く、ポイントは別の場所にあるものだ。

(お尻の筋肉)はもちろん、ここでは(お腹の筋肉)も重要ポイントとなることを知ってほしいです。

腹筋の硬さが意外と腰痛に関係していて、驚いたことに夏は多くの人が内蔵に疲れを抱えていてそれが(お腹の筋肉)をコチコチにしてしまい結果、腰の痛みにつながっていく。

そんなあまり知られていない腰痛の改善には、お腹によく温熱して、内臓の疲れを癒やしてあげてください。

自分では気づきにくいですが、この時期内臓が疲れている方がとても多いのです。

さっ、今朝もせっせとセルフセルフ(^_^)

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腰痛を治したいっ!

腰痛を治したいっ!

夕方6時前です。
来られる患者様の第一声は…..
「ほんっとに暑いですねぇー!!!」

こう暑いとみんな汗だくだから、室内温度は低く設定しないと温熱などやってられないのだ。

さて、お尻の筋肉の大事さを訴えてきたわけです。

「じゃー、お尻すればいいんじゃない」
確かにその通りなのだけど、実はお尻の筋肉(殿筋郡でんきんぐん)を弛めるのは簡単じゃない。

表面は大殿筋(だいでんきん)だけど、その下にはまたたくさんの筋肉が控えていて、どれも腰痛の原因となる。
なんでもかんでも温熱したり揉(も)んだりしても全然弛まないのだ。

たくさんの種類がある「お尻の筋肉」の中から腰痛の原因を見つけだし、筋硬結(部分的に固まっている所)を弛めなければ患者様の痛みをとることはできないのだ。

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腰痛はここを診ろっ!

腰痛はここを診ろっ!

皆様。
ほんとに日々暑い日が続いておりますが、体調はいかがでしょうか。

ここ浅草は、猛暑にもかかわらず、さすが東京を代表する観光地。
日本人海外の方問わず、連日賑わっております。

さて相変わらず腰痛の方が多いです。

腰痛と言ってもその症状は千差万別…..
痛い、痺(しび)れる、異常感覚、重だるさ。
人によって言うことが全然異なるんです。 
原因はたくさんあります。

私は80%の確率でお尻の筋肉を診ます。
殿筋郡(でんきんぐん)ともいいます。

「え~! お尻ですかー!!」

そうなんです。たとえ腰が痛くても、お尻の筋肉をやわらかく弛(ゆる)めれば腰の痛みが楽になることがたくさんあるのです。

でも実は、お尻の筋肉を弛めるのは簡単ではありません。

この事実こそ、腰痛の方が一向に治らない原因の1つだと私は考えているのです。

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7/12温灸院にてセルフケア講座を行いましたこの時期もっとも不調をきたしやすい、経絡の「小腸経」のお話をさせてもらいました。

7/12温灸院にてセルフケア講座を行いましたこの時期もっとも不調をきたしやすい、経絡の「小腸経」のお話をさせてもらいました。
小腸経は下痢、顎の腫れ、難聴、上腕後面知覚、運動障害などに効果があるとされてます。
みなさん熱心に聴いてくださり、ご自身の健康維持にとても関心が強い方々で、とても感銘をうけました。

また次回は8/9日「膀胱経」の経絡をさせてもらいます、膀胱経は経絡のなかでも、経穴(ツボ)がもっとも多く存在し、色んな名前が出てきて大変かもしれませんが、楽しくお話していきたいと思います。

因みに膀胱経は、排尿障害、生殖器系の疾患、腰痛、坐骨神経痛などに使われます。
お悩みの方は、いらしてみてください。

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肩コリにもお尻の筋肉が大事

肩コリにもお尻の筋肉が大事

今日は肩こり頚こりの患者様が多かった。

日々、デスクワークが主体の方だから、肩、首(頚)はもちろん掌(てのひら)の筋肉も診る必要がある。指を使いすぎると腕がこり、それも大いに肩こり頚こりに関係するからだ。

そしてこの日もお尻の筋肉である大殿筋(だいでんきん)を最初に弛(ゆる)めることとなった。

これはきちんと患者様に説明する必要がある。

「肩こり頚こりをなんとかしてほしいのになんでお尻よっ!!」

なんてことにならないためには、きちんと説明して理解してもらうことだ。

「あなたの、そのどうにもならないなんともならない辛い痛みには、お尻の筋肉もしなければならないんです」

肩と頚だけ触っても、患者様は楽になられます。しかしどうしても症状の「戻り」が早く、なるべく少ない回数でどんどん良くしたいという私たちの願いは叶わない。

お尻(臀部)の一番表面にある大殿筋(だいでんきん)は間違いなく肩コリの原因筋であり、診る必要があるのです。

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   《びちっと熱い温熱》

   《びちっと熱い温熱》

その女性は60代後半のパワフルな人だった。
しかしその日は顔色も悪く、いかにも疲れたような様子だ。
なんでも朝早くから夜までお客様の相手をしていてそれが三日も続いたという事らしい。
あらゆる健康法に精通した彼女は忙しい合間に整体やマッサージを受け、健康食品などを口に入れることで身体をもたせてきたと語っていた。
やっと時間が空き、この浅草施術所にたどり着いたのだった。
私は他の患者さんを担当していたので施術の内容は定かではない。
かなり熱がっていたので当院の基本的な温熱施療を受けたのだろう。
終わった時の彼女の顔をみて、いまさらながら驚いてしまった。
顔色は桜色になり、声は明るく力に溢れ、体がキビキビと動いている。
「あー、軽くなった!やっと抜けたー!」
何が抜けたのかよくわからないけど、とにかくさっきとは別人のように元気になってしまったのだ。
「やっぱりびちっと熱い温熱は効くね!」大きな声で彼女は言った。
当然である。
「びちっと熱い温熱」だからこそ、萎(な)えた身体を復活させるだけの力を持つのだ。
それこそが浅草の温熱なのだから・・・・・

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